レッドブルリンクの新シケイン、ライダーからは高評価。問題は路面のバンプ?

 

 MotoGPオーストリアGPの舞台であるレッドブルリンクは、今年からシケインが追加され、新レイアウトとなった。初日の走行を終えたライダーからは、シケインに高い評価が与えられている。
 高速セクションに新たに設置され、ターン2となったこのシケインは、2020年に発生した大クラッシュを受けて安全性の向上のために作業が進められてきたモノだ。このシケインの追加により、ターン3に向けたアプローチの低速化が図られることになる。
 シケインは当初サーキットが提案していたモノよりも、さらにタイトで低速な仕上がりとなっている。しかし実際にフリー走行でこのシケインを体験したライダーからは、評価する声が多く聞かれた。
「新シケインはこのコースで良いアクセントになってるね」
 ドゥカティのジャック・ミラーはそう語る。
「特にブレーキングゾーンに向けては完全にブラインドになっているんだ。最初のフリー走行で見られていたように、多くのライダーがワイドになってしまっていたと思う。凄く余裕が無いんだ」
「でもシケインについて理解した今では、とても楽しいよ」
「ここではマシンの動きが大きくて、リヤブレーキをしっかりと使いつつ、アグレッシブに方向転換する前に上手くスライドさせることも可能だ。でも、カレンダーの中でも特にアグレッシブだね」
「とても楽しいと思う。立ち上がりにあるバンプ(凹凸)もちょっとしたスパイスになっている。シケインはターン3のオーバーテイクも楽にしていると思うよ。確かに安全になったし、間違いなくポジティブだ」

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