メルセデスF1、『AMG』設立55周年を記念した特別デザインでベルギーGPに臨む
メルセデスは今週末のF1第14戦ベルギーGPで、マシンに新たなカラーリングを施す。ハイパフォーマンスを追求するメルセデスベンツの子会社『AMG』設立55周年から着想を得て、マシンはレトロな外見へと変更されるという。
AMGは、1967年にハンス・べルナー・アウフレヒトとエアハルト・メルヒャーによって設立され、それ以来モータースポーツのトップレベルで競技をしてきた。
記念日を祝うため、今週末ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルのマシンには55周年記念の印をあしらった特別なAMGのロゴが飾られる。また、セーフティカーのメルセデスAMG GT Rにも同様のカラーリングが施される。W13のサイドポッドには、1971年のスパ・フランコルシャン24時間レースでクラス優勝を飾ったメルセデス300SEL 6.8 AMGに似せたビンテージのナンバーが大きく飾られる。また、『レッドピッグ』と呼ばれるこの象徴的なマシンは、木曜日にスパ・フランコルシャンのコースに登場する。
55周年記念を祝うためにメルセデスAMG ONEとコレクターズアイテムもお目見えすることになっており、ウォルフ、ハミルトン、ラッセルの3人がドライブする予定だ。
「AMGはレースとハイパフォーマンスの代名詞だ」とメルセデスF1のチーム代表であるトト・ウォルフは述べた。
「55年にわたり、彼らはレーストラックと公道の両方で、四輪の可能性を最前線で推し進めてきた」
「今日の午後、モータースポーツの歴史の象徴であるレッドピッグでコースに出ることを楽しみにしている」
メルセデスは以前、2019年のドイツGPで同社のモータースポーツ活動125周年を記念して、過去の特別カラーリングを展開していた。メルセデスはそのレース自体では不調だったため、ウォルフはその後さらに祝賀行事に参加することに慎重になった。
しかしながら、トラブルだらけの2022年シーズン序盤を過ごしたメルセデスの運勢はようやく上向いてきたようだ。ウォルフは魅力的な機会であることを知ってか、スポットライトを受け入れる準備があるようだ。
3週間のサマーブレイクの後、シーズンは今週末にスパ・フランコルシャンで再開する。メルセデスはコンストラクターズランキングで現在3位につけており、あと9戦を残すところでフェラーリに30ポイント差をつけられている。直近のハンガリーGPでは、ハミルトンとラッセルはふたりとも表彰台フィニッシュを飾った。
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