電撃移籍にブリアトーレらは無関係! アロンソ「かなり悲しいし、腹立たしい」と”陰謀説”を否定

 

 フェルナンド・アロンソは、来季に向けた移籍について、陰謀説が囁かれることについて「悲しいし、腹立たしい」と語っている。
 アロンソは2022年シーズンのサマーブレイク突入初日に、今季限りでアルピーヌを離れ、来季からはF1引退を決めたセバスチャン・ベッテルの後任としてアストンマーチンに加入することを発表。2023年のドライバー市場が大きく揺れ動くことになった。
 アルピーヌはアロンソの後任としてリザーブドライバーのオスカー・ピアストリの起用を発表したが、当の本人はこれを否定。マクラーレンから離脱が発表されたダニエル・リカルドのシートに収まると見られている。
 ドライバー市場が混沌とする中、アロンソの電撃移籍とピアストリを巡る騒動には、彼の元マネージャーであるフラビオ・ブリアトーレと、現在はピアストリのマネージャーを務めかつてはブリアトーレのマネジメントを受けたマーク・ウェバーの暗躍が噂されている。
 しかしアロンソは、ブリアトーレとウェバーが関与していたり、彼らが裏で糸を引いたりするとという噂を否定している。
「あの陰謀説を見るのはかなり悲しいし、腹立たしい」とアロンソは語る。
「この決断をしたのは、何ヵ月も前からチームと契約延長について話をしていたのに、正式には何も来なかったし、何も起こらなかったからだ」
「アストンから電話があったのは、セバスチャンが引退(を発表した)後だった。もしセバスチャンが現役続行していたら、アストンへの移籍はおそらく実現しなかっただろうね」
「だから僕の側からすると、この決断はとても明確かつ簡単なモノだよ」
「その後に起こったこと……そしてオスカーに起こっていることは、さっきも言ったけど、完全に僕とは無関係だ。僕は完全に部外者で居続けるよ」

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