角田裕毅、オランダGPのFP2でのコースオフは突風が原因。11番手記録もマシンには満足できず
アルファタウリの角田裕毅は、F1オランダGPの初日FP1を17番手、FP2を11番手で終えた。FP2ではセッション終盤にコースオフし、赤旗中断の原因となってしまった。このコースオフとは直接関係ないものの、角田もチームも、マシンのパフォーマンスには満足できていないという。
「FP2の最後のスティントまでは、良い1日だったと思います。FP2のロングランではグリップ不足に苦しんでいましたが、残念ながら突風に見舞われてマシンのコントロールを失い、グラベルトラップにつかまってしまいました」
角田は、コースオフは突風が原因だったと、プレスリリースの中で明かした。
「全体的に、今日はマシンに満足しているとは言えないです。でも、両方のセッションで多くの良いデータを手にすることができたので、今夜はこれを見て、明日に向けて全体的にまとめていくつもりです」
チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズによれば、FP1ではグリップが不足していたため、FP2に向けてセットアップを変更したという。
「2台のマシンで、良いショートランのデータを収集した。そして明日(土曜日)に向け、それぞれのセットアップの最良の部分を繋ぎ合わせることができた」
そうエドルズは語る。
「ユウキはロングランを走っている際、ターン10の出口でパワーをかけたところ、突然突風に見舞われてマシンのコントロールを失い、グラベルに捕まってしまった。それで、我々のセッションは終わってしまった」
「ユウキはソフトタイヤで競争力のあるラップタイムを記録することができた。それはポジティブなことだが、全体的なチームのパフォーマンスは我々の期待とは一致していなかった。今夜は多くの仕事が待ち受けている」
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