日本のファンに楽しいレースを! フェルスタッペン、思い出詰まる鈴鹿で「ワンツーを狙う」

 

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが、F1日本GPを前にレッドブル・ジャパンが行なったメディアセッションに参加。日本GPに向けた意気込みを語った。
 結果次第では、タイトル獲得が決まるという状況で日本GPを迎えたフェルスタッペン。2014年に初めてフリー走行を走った思い出の地でもある鈴鹿について、次のように語った。
「鈴鹿にまた戻ってこれて嬉しい。鈴鹿は初めてのフリー走行を走った場所だからね。今週末は雨の予報だからそれがスパイスになると思うね」
「鈴鹿ではたくさんの思い出がある。鈴鹿にいるだけで楽しいし、表彰台でファンを見るのも、プレゼントをもらうのも素晴らしい。何かひとつを挙げるのは難しいけど、強いて言えば日本のファンがリスペクトを持っていること。とても嬉しく思う」
 ペレスも、日本のファンが強く印象に残っている様子だ。彼にとって日本GPは2016年から2018年に記録した3年連続の7位が最高成績。前戦シンガポールGPで優勝した勢いで、今年こそ表彰台を手にしたいと語った。
「鈴鹿は世界でもユニークで特別なサーキット、同じくファンも世界の中でも特にユニークだ。ホンダの地元レースだし、とても楽しみだ」
「一番の思い出はファンだ。残念ながら鈴鹿では表彰台に乗ったことがないから、表彰台に乗りたい。チームとホンダのためにも良い結果を出したい」
 鈴鹿のお気に入りのセクションについて質問が飛ぶと、ふたりともS字コーナーがあるセクター1が好きだと答えた。
「セクター1だ。1コーナーはラインを外すと取り返しがつかない。今週はウエットの予報なので余計にキツいだろうね」とフェルスタッペンが話すと、ペレスは「僕もセクター1だ。ターン1〜ターン11まで全て的確でないと良いタイムが出ない」と、チャレンジングな鈴鹿のセクター1の魅力を語った。
 今季は開幕からフェラーリと激しい優勝争いを展開しているレッドブル。一発の速さという面ではフェラーリが優勢だと考えられているものの、レッドブルはふたり合わせて13勝をマーク。まさに”最強”マシン、”最強”チームといった状況だが、その強さの秘訣についての質問に、ふたりは次のように答えた。
「秘訣のようなものがあるかは分からないけど、チームワークだ。チェコ(ペレスの愛称)と力を合わせてベストを尽くそうとしているし、その結果だと思う。チームも良い戦略、ピットで応えてくれている。チーム全体としてもっと良くできるはずだけど、僕たちがベストなチームだと思うし、ここまで調子が良い。鈴鹿でもこの勢いを活かしたい」(フェルスタッペン)
「チームワークが素晴らしい。コンストラクターズタイトルも獲れると思う。車に圧倒的なアドバンテージがあるとは思わないけど、チームの完成度が高い。もちろん強くなり続けないといけないし、残りのレースもプッシュを続けるよ」(ペレス)
 日本のファンに向けて、コメントを求められると良いレースを魅せたいとふたりは意気込んだ。
「当然ワンツーを狙うけど、コンディションも難しいだろうし、とにかく楽しめるレースにしたいね」(フェルスタッペン)
「全力を尽くすよ。新世代のマシンになってレースが面白くなっているから、ファンの前で良いレースがしたい」(ペレス)
 
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