岸田文雄内閣総理大臣、10月9日のF1日本グランプリ決勝スタート前セレモニーに出席へ

 

 10月7日(金)の午前に行われた内閣官房長官記者会見で、木原誠二内閣官房副長官は、10月9日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催されるFIA F1世界選手権第18戦日本グランプリの決勝レーススタート前セレモニーに、岸田文雄内閣総理大臣が出席する予定であると発表した。

 F1日本グランプリは、新型コロナウイルス禍により2年間開催されておらず、10月7日(金)〜9日(日)に鈴鹿サーキットで開催される2022年のレースは多くのファンが待ち望んだ3年ぶりの開催となっている。

 すでに7日には雨のなかフリープラクティスが始まっているが、10月9日の決勝レーススタート前のセレモニーに、岸田首相が訪れることになった。7日、木原内閣官房副長官は、内閣官房長官記者会見のなかで「岸田総理大臣は、諸般の事情が許せば明後日10月9日に三重県を、翌10日には鹿児島県を訪問する予定でございます」と語った。

「三重県では2022 FIA F1世界選手権シリーズ『Honda F1日本グランプリレース』のスタートセレモニーに参加する予定でございます」

 今回の日本GPのチケットは自由席を含めてすべて完売しており、前回2019年の開催を実質的に越える9万人規模の来場者が予定されている。

 これまで、日本では現職の総理大臣がモータースポーツの現場を訪れたことはなく、世界的に見ても国家元首が決勝レースに来るのは数例で非常に珍しいケースになるため、決勝当日は大きな注目を集めることになりそうだ。

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