フェルスタッペン、予選最速も審議対象に「加速しようとしたんだけど、タイヤがかなり冷えていた」|F1日本GP予選

 

 F1日本GPの予選でポールポジションを獲得したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンだった。フェルスタッペンはこれで今シーズン5回目、キャリア通算では18回目のポールポジション獲得となった。
 今回の決勝レースで、優勝+ファステストラップを獲得すれば、他車の結果に関係なく今季のF1ワールドチャンピオンを決めることができるフェルスタッペン。まさに最高のスタートポジションを手に入れた格好だ。
「ここ鈴鹿でまたドライブできたのは、本当に信じられないような経験だった」
 フェルスタッペンは予選後のインタビューでそう語った。
「特に予選で燃料が少ない時、このマシンは最初のセクターで本当に生き生きとしていた。ポールポジションを獲得できたのはとても嬉しいけど、とにかくここに戻ってくることができてとても嬉しいよ」
 フェルスタッペンは予選Q3の最初のアタックで、セッション最速タイムをマークした。2回目のアタックでは、ターン2の立ち上がりでリヤからパーツが外れてしまい、タイムアップを逃すことになったとフェルスタッペンは説明する。ライバルであるフェラーリ勢は、最後のアタックでタイムアップしたもののフェルスタッペンのタイムに僅かに及ばず、フェルスタッペンのQ3最速が決まった。
「最後のラップでは、ダクトの一部を失ってしまった」
 そうフェルスタッペンは説明する。
「おそらくそれが原因で、タイムを改善することができなかった。でも最初のアタックで十分だったんだ」
 フェルスタッペンはQ3最初のアタックに入る前、シケインの手前でランド・ノリス(マクラーレン)の進路を邪魔してしまい、審議対象となっている。この審議結果では、ポールポジションを失う可能性もある。
 この時の状況について、フェルスタッペンは次のように説明する。
「僕はかなりゆっくりと走っていて、あの地点で加速しようとした。でもタイヤがかなり冷えていて、コントロールを失いかけてしまったんだ」
「それと同じタイミングで、ランドは僕のことを抜こうとしていた。だから彼は、僕を避けなければいけなかったんだ。でも幸運にも、何も起こらなかったんだ」
 決勝レースが行なわれる日曜日は、天候が不透明な状況。雨が降るのか、それとも降らないのか……それがレース展開を大きく左右することになるだろう。
「まず天候がどうなるか、興味深いね」
 そうフェルスタッペンは語る。
「ドライになると言う人もいるし、レース中のある時点で雨が降ってくると言う人もいる。どうなるかを見極める必要があるだろう」
「でも、僕らは良いクルマを手にしていると自信を持っている。明日が楽しみだね」
 
 
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