セバスチャン・ベッテルが日本グランプリ限定ヘルメットを装着。アライへの感謝を込める
10月7日に三重県の鈴鹿サーキットで開幕したFIA F1世界選手権シリーズ第18戦日本グランプリ。四度のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム)は、この日本グランプリに向け、長年愛用するアライヘルメットへの感謝を込めたスペシャルカラーのヘルメットで臨んでいる。
2022年限りでの現役引退をすでに表明しているベッテルにとって、今回の鈴鹿が最後の日本グランプリ。鈴鹿をこよなく愛するベッテルだが、もうひとつ深い関わりがあるのが、日本のアライヘルメットだ。
ベッテルはレーシングカートに乗っていた8歳の頃からアライを愛用し、2022年にF1でアライを使う角田裕毅、ダニエル・リカルドとともにアライを使い続けている。そんなベッテルが最後の日本グランプリで装着することになったのは、白地にブルーのライン、そしてベッテルのトレードマークとも言えるドイツ国旗のラインが入ったスペシャルカラーのヘルメットだ。
このカラーリングは、二輪でも四輪でも、アライを使ったことがある人なら誰もが目にしたことがあるであろう、ヘルメットの箱をデザインしたもの。アライヘルメットを購入すると、上下にブルーのラインが入った箱に収められており、上部には『Join the team of』、中央にアライのロゴ、下部に『Racing Specialities』のフレーズ、取扱注意や天地無用の注意マークが書かれている。
今回のベッテルのヘルメットには、それに加え商品内容を説明したステッカーを模したデザインや『HANDLE WITH CARE(取扱注意)』、さらに日本語での『セバスチャン・ベッテル』の文字、さらに『Mr.S.Vettel』も文字が入る。これはアライからヘルメットが納品されるときに、納品するドライバーの名が記されるシールで、四輪ドライバーたちなら多く目にしたことがあるはずのものだ。おなじみのドイツ国旗のカラーも箱を閉じるテープ状にデザインされ、“箱”感を増している。
そして、後部のアライロゴの上には、「ありがとうアライ」の文字が日本語で入る。ベッテルを守り続けたアライへの熱い感謝への思いがあふれたスペシャルヘルメットと言えるだろう。
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