「タイトル獲得は期待薄」ミラー、40ポイント差での残り3戦にシビアな考え
MotoGP2022年シーズンは残すところ3戦となっている。タイトル争いはファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がリードしつつも、かなり僅差の戦いになっており、ジャック・ミラー(ドゥカティ)にもチャンピオンとなるチャンスが残されている。
ミラーは後半戦に入り調子を取り戻し、現在クアルタラロからは40ポイント差のランキング5番手。残りのオーストラリア、マレーシア、バレンシアの3戦でタイトル獲得の可能性はまだ残っている。
ただミラーは可能性が残っていても、実際には手が届かないだろうと、厳しい見方を示している。
「ああ、それは期待薄だろう。でもそこに向けて頑張り続けるよ」
タイGPを2位で終えた後、ミラーはそう語った。
「ペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/チームメイト)はタフなもてぎ戦のあと、素晴らしい仕事ぶりで(クアルタラロに)迫っている。チームにとって、素晴らしい週末だったよ。感謝してもしきれない」
「チームは全くアクセルを緩めていないんだ。僕らのことを最後までプッシュし続けてくれている。だから彼らのハードワークに報いることができればいいね」
タイGPでは中盤にレースをリードしたミラーだったが、ミゲル・オリベイラ(KTM)に追い抜かれた後は、連続するコーナリングセクションでついていくことができなかった。
ミラーはこの点に関して、ブレーキングが”しっかりしすぎていた”と語っている。
「なによりも、セットアップだと思うよ」と、ミラーは語る。
「ちょっと指を減らさなきゃ、みたいな考えが頭の中にあった。でもコーナーではちょっとミスしただけだ」
「僕のマシンはブレーキングがかなり硬い……いや硬すぎたかもしれない。それで自信がちょっぴり足りなくて、コースの流れるように走るセクションで苦しんだんだ」
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