ガスリー、移籍の決め手はアルピーヌの熱意?「それが、僕にとって重要な判断基準だった」

 

 ピエール・ガスリーは、来季アルピーヌに移籍するが、これまで所属してきたレッドブル陣営を離れ、キャリアの方向性を転換させるのに”適切なタイミング”だったと話した。
 フェルナンド・アロンソがアストンマーチンへの移籍を発表し、オスカー・ピアストリがマクラーレンに移籍することが明らかになった後、ガスリーはアルピーヌにとって後任ドライバーの第1候補に急浮上した。
 レッドブルはガスリーの放出に否定的ではなかったものの、後任となるアルファタウリのドライバーを確保しなければならなかったこと、契約を1年残していたガスリーの移籍に高額な値札をつけたことから、交渉は複雑なものとなった。
 最終的に、ニック・デ・フリーズがアルファタウリに加入することが決まり、ガスリーはジュニアカテゴリーも含めて計9年所属してきたレッドブル陣営から離れることになった。
 ガスリーは、勢いを増しているアルピーヌが自分にとって理想的な移籍先だと考えている。
「夏にチャンスが巡ってきて、それについて話し合いをするようになったんだ」
「9年間もレッドブルにいて、僕のキャリアのほとんどをレッドブルに捧げてきたんだから、僕にとっては大きな動きになる」
「ひとつの章を閉じ、新たな旅に出るような気分だ。僕にとっては自然な流れで、とても迅速に正しい決断ができたと言わざるをえない」
「自分のキャリアを振り返り、アルピーヌの野心とここ数年の成長を確認した。アルピーヌには、100戦で上位に食い込むという戦略があり、その方向性は間違っていない」
「僕にとっては独立して、メーカーと一緒にチャンスを掴むのに適した時期だ。僕はこのプロジェクトを信じているし、とても興奮しているんだ」
 ガスリーは、アルピーヌが早い段階から自分が”ファーストチョイス”であると明言していたこと、アルピーヌがレッドブルから自分を引き抜くために懸命な努力をしなければならなったということが重要だったと語った。
「レッドブルから僕を引き抜き、マシンに乗せるという彼らの強い意志が、僕があそこに行くべきだということをはっきりさせてくれたんだ。それが僕にとって最も重要な、言うなれば判断基準のひとつだった」
「彼らはすぐに、交渉の面でとてもハードに取り組まなければならないことが分かったんだ。すべての関係者にとって、簡単な契約ではなかったんだ」
「そして、彼らは僕を獲得するために本当に一生懸命にプッシュしてくれた。プロジェクトを本当に信じてくれていると感じたんだ」
 
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