フォーミュラEの来季カレンダーからソウルが脱落、改修工事でコース使えず。南アのケープタウンが初開催へ
10月19日に開催されたFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)の会議では、12月13日から16日にかけてバレンシアで行なわれるプレシーズンテストの日程とともに、最新のフォーミュラEカレンダーが批准された。
6月のWMSC会議後に発表された当初のカレンダー案では、3つの開催枠が未定となっており、すでに開催が合意されているケープタウンは暫定スケジュールに名前がなかった。ケープタウンでのレースは2021-22シーズンにも開催を見込んでいたが、新型コロナウイルスの影響で中止となっていたのだ。
最新カレンダーでは、ケープタウンePrixは同じく初開催となるハイデラバードePrixの2週間後、2月25日に開催される予定である。
フォーミュラEのジェイミー・ライグルCEOはmotorsport.comに対し、ケープタウンの名前がカレンダーになかったのは、イベントの状況が把握できるまで待ちたかっただけだと語った。
また、これまでニューヨークシティePrixが開催されてきたブルックリン・クルーズ・ターミナルとその周辺エリアが再開発の対象となっているため、ニューヨークシティePrixはカレンダーから外れているが、フォーミュラEはアメリカでのレース開催を目指して模索を続けている。
バンクーバーePrixは、プロモーターのOSSグループが地元政府から必要な許可を得られず開催ができていないため、北米でのレースは開幕戦メキシコシティのみとなっている。
ケープタウンがカレンダーに加わった一方で、暫定カレンダーから消えた名前もある。それは2021-22シーズンの最終戦として初開催されたソウルePrixだ。レース会場として使われたオリンピックスタジアムの改修工事のため、コースが使えなくなってしまったことが原因のようだ。
フォーミュラEのチーフ・チャンピオンシップ・オフィサーであるアルベルト・ロンゴは、ケープタウンでの開催とソウルのカレンダー脱落について、次のように話した。
「シーズン9の新しい開催地としてケープタウンを発表できることに興奮している」
「地元のパートナーは、ABB …読み続ける
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