バニャイヤ、マレーシア初日トップ10逃しイライラ「自分のミスが原因だから余計腹立つ」

 

 ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはMotoGP第19戦マレーシアGPの初日を総合11番手タイムで終了。予選をQ1からスタートする可能性が出てきたが、その事が彼を苛立たせているようだ。
 マレーシアGP初日はFP1がドライコンディションで行なわれた後、東南アジアらしいスコールに見舞われてしまい、FP2はウエットからハーフウエットに変化する難しいコンディションで実施された。
 FP2はコンディションが悪かったこともあり、全ライダーがFP1のベストタイムを更新することができずに終了。バニャイヤは初日を総合11番手で終えた。
 マレーシアGP2日目は雨予報となっており、FP3の時間帯に降雨があればバニャイヤは予選をQ1からスタートすることになる。この状況に彼も思うところがあるという。
 なぽバニャイヤは現在タイトル争いでランキング首位に立っており、マレーシアGPでチャンピオンシップ総合優勝が決まる可能性がある。しかし5位以上でのフィニッシュが最低条件であり、予選で下位に沈んだ場合は最終戦バレンシアGPへ持ち越される可能性も高いだろう。
「(FP1)最後に新しいタイヤを使わないという決定を下したのは、僕なんだ」と、バニャイヤは言う。
「午後に雨が降るとは思っていなかった。でもミディアムタイヤをチェックするのが重要だったんだ」
「もちろん、トップ10に入れなかったのには腹が立つ。特にこれは自分のミスから来たことだから余計にだ」
「でも僕は満足している。FP1では中古タイヤで改善できていたのは僕含む僅かな人数だったしね。それにFP2ではコース上の水であまりいい気分じゃなかったけど、無事だったからね」
 
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