マルティン、PPから今度こそ勝利へ? 「良いペースがある。先行してギャップを稼ぎたい」

 

 3年ぶりの開催となったMotoGPマレーシアGPでポールポジションを獲得したホルヘ・マルティン(プラマック)は、レースで勝利できるという期待を抱いている。
 今回のマレーシアGPはフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)のタイトル獲得の可能性があるため、予選結果にも注目が集まったが、ここで速さを見せたのはマルティンだった。
 彼は2019年に記録されたファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)のレコードラップを大幅に更新する驚異的なラップタイムを記録。前戦オーストラリアGPから2戦連続でレコードを更新して、ポールポジションを獲得した。
 オーストラリアGPではPPスタートながらも7位フィニッシュと表彰台を逃す結果に終わっただけに、今回彼は勝利を狙っていきたいと考えているようだ。
「本当は、1回目のアタックで十分だと思っていたんだ」と、マルティンは言う。
「1周目は小さなミスを犯してしまったんだ。でも2回目はほとんどミス無く走れた。それでもちょっとだけマージンを残していたんだ。微々たるものだけどね。凄く良いラップだった」
 実際、彼が最初のアタックで記録した1分58秒021でポールポジション獲得は可能だった。
「予選で戦略を立てるのは複雑でね。僕の後ろには沢山のライダーがいたけど、結局はプッシュしていくことにして、2回目のアタックは凄く良かったんだ」
「ただFP4では良いペースがあったし、明日のレースがどうなるか見てみよう」
「僕らは1周のアタックで高いポテンシャルを秘めているけど、一番満足しているのはレースペースなんだ。これが一番大事だし、他のレースウイークよりもかなり強力だ」
「良いスタートを切ってうまくマネジメントして、レースに勝つために必要な”プラスアルファ”を手にできるか見てみよう」
「ここ数戦では良いペースでレースができている。明日は全力を絞り出したい」
「タイヤとフィジカルは上手くマネジメントする必要があるだろう。でもレースは展開が速いだろうから、オーストラリアのようなバトルにはならないと思う。だから僕としては先行してギャップを稼ぐためにペースを上げることが必要だろうね」
 
Read …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです