ホンダとレプソル、パートナーシップを2024年まで延長。来季はタイトル奪還できるか?

 

 ホンダはMotoGPにおけるレプソルとのスポンサー契約延長を発表。2024年まで、”レプソル・ホンダ”の名前が続くことになった。
 MotoGPにおけるホンダと、スペインの石油大手であるレプソルの関係は1995年から継続されており、モータースポーツにおいて最も長く、そして成功を収めたパートナーシップのひとつとなっている。
 ミック・ドゥーハン、アレックス・クリビーレ、バレンティーノ・ロッシ、ニッキー・ヘイデン、マルク・マルケスと数多くのチャンピオンを生み、タイトルは合計16回という成績を見れば、成功は一目瞭然だろう。
 ただ、彼らのパートナーシップは近年、契約が終了となるのではないかという憶測が流れてきた。2020年の契約更新の際には、レッドブルがタイトルスポンサーを継ぐのではないか、とも言われていた。
 今年もそういった憶測はあったが、ホンダは10月25日にレプソルとのタイトルスポンサー契約延長を発表。2024年までレプソル・ホンダでの参戦が続くことになった。
 ホンダは近年苦戦が続いており、最後の勝利は2021年のエミリア・ロマーニャGP。2022年はマシンを大きく作り変えて臨んだシーズンとなったが、開幕戦以来表彰台獲得もままならず、ようやく表彰台に戻れたのは第18戦オーストラリアGPでのことだった。
 コンストラクターズランキングでも低迷は明らかで、現在はホンダが6メーカー中最下位。5番手のKTMには21ポイント差をつけられているため、最終戦バレンシアGPでの逆転もかなり難しい状況にある。
 マシンの改善は急務となっているが、ホンダとしてはマルク・マルケスの復活が希望の光となるだろう。彼は2020年に骨折した右腕上腕骨の治療のために、今年前半に4度目の手術を受けて第15戦で復帰。前述のオーストラリアGPでの2位もマルケスの手によるもので、来季は完全復活が期待されている。
 なお来シーズンからライダーラインアップが一部変更。ポル・エスパルガロの後任として、2020年のMotoGP王者であるジョアン・ミルが加入する。
 2022年最終戦は11月6日にバレンシアで決勝が実施。その後、同地でのポストシーズンテストを経てオフシーズンに入り、2月5日からセパンでのシェイクダウンテストを皮切りに、2023年シーズンがスタートする予定だ。
 
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