F1参戦の可能性は潰えたのか? コルトン・ハータ、アンドレッティと2027年までドライバー契約延長

 

 インディカーに参戦するアンドレッティ・オートスポートは、コルトン・ハータとの契約を2027年まで延長したことを発表した。またタイトルスポンサーのゲインブリッジも、アンドレッティとの契約を延長。引き続きハータが走らせる26号車をサポートしていくことになった。
 アンドレッティとハータの契約は、2023年限りで満了する予定だった。来季からF1デビューという話もあったハータだが、結局はスーパーライセンスの発給条件を満たすことができず、引き続きインディカーを戦うことになっていた。そしてアンドレッティとの契約が延長。2027年までという、大型契約となった。またこれに伴い、チームとゲインブリッジとの契約も延長されることになった。
「コルトンとゲインブリッジが今後何年にもわたってアンドレッティ・オートスポートに残ってくれることになり、本当に嬉しく思う」
 チームのCEO兼会長であるマイケル・アンドレッティはそう語った。
「コルトンはレースカーに乗った際には真の才能を発揮し、勝ちたいという自然な意志を持っている」
「彼は非常に力強いドライバーであり、素晴らしいチームメイトでもある。コルトンとアンドレッティが、共に色々なことを成し遂げ続けるのを楽しみにしている」
「ゲインブリッジのスポンサードを受けたマシンで、2020年にコルトンが最初の勝利を手にしたこと、そしてその後さらに4回勝利を収めたことを本当に誇りに思う。コースの内外で、我々はトップレベルで戦うというコミットメントを共有している。コルトンがイエローとブラックのゲインブリッジカラーのマシンで、再びビクトリーレーンに戻るのも、楽しみにしている」
 ハータも契約延長に際してコメントを発表。共有する大きな目標を、アンドレッティと共に成し遂げたいと語った。
「アンドレッティとゲインブリッジのチーム全体が、僕のためにしてくれた全てのことに、とても満足しているし、感謝している」
「これはプロとして、僕にとっての大きな一歩であり、アンドレッティ・オートスポートのようなトップチームと共に仕事を続けていけることを、とても嬉しく思っている」
「僕らには大きな目標があり、それに向けて多くの仕事が残っている。このチームと共に、ゲインブリッジを代表して走ることができるなんて、これほど幸せなことはない」
 今回の契約延長により、ハータのF1参戦は難しくなったように見える。ただアンドレッティ・オートスポートとしてはF1参入を諦めておらす、11番目のチームとして、もしくは現行チームのいずれかを買収できた場合には、ハータを擁し、ゲインズブリッジをスポンサーにF1に挑むこともあるだろう。今回のリリースの文言を見ると、その余地を残しているとも読み取れる。
 
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