フェルスタッペン、今季はポール常連も路面変化の適応に苦慮「Q3になってようやく攻めれた」|F1メキシコシティGP
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1第20戦F1メキシコシティGPでポールポジションを獲得したが、満足のいくラップを走ることには苦労したようだ。
現地時間15時から行なわれた予選セッションでは、その前に行なわれたフリー走行3回目よりも気温・路面温度共に上昇。路面の改善と共にコンディションが大きく異なる中、Q1とQ2ではメルセデスのルイス・ハミルトンに先行を許したフェルスタッペンだったが、Q3ではセクターベストを記録しながら唯一の1分17秒台を記録し、今季6回目、F1キャリアでは19回目のポールポジションを獲得した。
予選後の記者会見に出席したフェルスタッペンは、メルセデス勢を退けたことを喜び、その結果に満足している。
舞台となったエルマノス・ロドリゲス・サーキットの路面グリップは低く、2285mという標高の高さからダウンフォース発生量が低くなるという傾向があり、ドライバーの中には「氷の上を走っているみたい」に滑ると表現するドライバーもおり、フェルスタッペンもフリー走行1回目ではスピンを喫していた。
「FP3よりもコースは少し温度が上がってたし、予選の走り始めは若干トリッキーだった。だからみんなスライドしていたと思うし、リズムを掴むのも難しかった」
フェルスタッペンはそう説明する。
「(変化を掴み取って)Q1からQ2、Q2からQ3へと繋いでマシンのバランスを見つけることが全てだった」
「セッションの終わり頃には少し改善していて、Q3ではようやく少しプッシュできるようになった。2周はちゃんと走りきれたよ」
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