ペナルティポイント“出場停止危機”のガスリー「この状況は恥ずかしくもある」FIAとの話し合い続行望む

 

 アルファタウリのピエール・ガスリーは、ペナルティポイント累積によるレース出場停止の罰則が目前に迫っているが、同制度に関してFIAとの話し合いを続けたいと考えているようだ。
 ガスリーは今シーズン、6回ペナルティポイントを付与されており、第20戦終了時点で累計は10点。12点で次戦レース出場停止の処分が下るため危険な状況になっている。なお、これまでにこの処分を受けたドライバーはいない。
 ペナルティポイントの有効期間は12ヵ月となっており、順次消滅していくものの、ガスリーは最短でも2023年5月までその期日が来ない。そのため、今年中に12点に到達しない場合には来年にアルピーヌへ移籍したあとも、出場停止の危機を抱えたままシーズンインすることになる
 今週末行なわれるブラジルGPを前に、ガスリーは自身が出場停止には値しないと考えており、この罰則を受ける可能性は恥ずかしいモノだという認識を示した。
「ごまかすつもりはない。今はとても不快な状況にあるし、かなりデリケートな状態だ」
「ある意味、こうして出場停止の可能性があるポジションに立ってしまっていることが、少し恥ずかしくもある」
「シーズンのここまでの戦いで、僕は過去12ヵ月自分が特に危険だったとは本当に思えない。だから、そうなれば間違いなく厳しすぎるペナルティだよ」
「僕は全レースを走りたいと思っているから、FIAとは解決策を見つけるために多くのディスカッションを重ねてきた」
「アルファタウリと、ベストな形でシーズンを終えたいんだ」

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