フェルスタッペン「チェコの選手権2位獲得を願っていたが、シャルルをブロックしたくはなかった」/F1第22戦
2022年F1アブダビGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今年15回目の優勝を挙げ、自身の持つシーズン最多勝利数の記録を更新した。ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンは、タイヤ交換を行った際の1周を除いてすべての周をリードし、2位シャルル・ルクレール(フェラーリ)に8.771秒差をつけてフィニッシュした。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
2022年F1ドライバーズ選手権1位(454ポイント)
再び優勝できたことは素晴らしいし、1シーズンで合計15勝を挙げることができたなんて信じられない。良いレースだった。1回ストップ戦略は僕にはとてもうまく機能した。今日はタイヤマネジメントに集中するレースだった。
チームとして、(ランキング2位をルクレールと争っていた)チェコ(セルジオ・ペレス)をシャルルの前に出すために、できることはすべてやり、戦略も分けて戦ったが、今日はうまくいかなかった。
今年はチームとして多くの成果を挙げた。そのことを誇りに思えるし、来年に向けて大きなモチベーションになる。
信じられないようなシーズンだった。アブダビの現場に来ているメンバー、ファクトリーで働くメンバー全員に感謝したい。F1は献身を必要とするスポーツだ。オラクル・レッドブル・レーシングの全員が献身的に取り組んできたことは明らかだ。
今はこの後の休みを楽しみにしている。皆が良い冬を過ごし、家族や友人たちと一緒にゆっくりできることを願っている。
(レース後の会見で、「ペースを落として後ろのルクレールを抑えつけて、ペレスに追いつかせ、オーバーテイクのチャンスを与えるという指示はなされなかったか」と聞かれ)なかったよ。それはかなり難しい判断だ。ブロックすることはできるかもしれないが、それはフェアなレースと言えるだろうか? そうやってシーズンを終えるのは、最高の締めくくりではないと思う。
チェコは追いつきつつあったし、オーバーテイクのチャンスはありそうだった。でも、(周回遅れの)ピエール(・ガスリー)とアレックス(・アルボン)への対応で、かなり時間を失った。それは残念だったね。ミディタムタイヤのデグはかなり高かったから、後から考えれば、(ハードタイヤでの)ミドルスティントでもっとプッシュすればよかったかもしれない。でも、後から言うのは簡単だ。その時点では、タイヤを慎重に労わる必要があると思っていた。最高の週末だったけれど、そういうときでも何かしら学ぶことはあるものだ。
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