チームメイトと良好な関係を築いてきたノリス。親友リカルドの離脱で「さみしく感じるのは当然」と明かす
ランド・ノリスは、マクラーレンF1の元チームメイトでF1の「エンターテイナー」と呼ばれるダニエル・リカルドとは、この2年間で良好な関係を築いてきており、チームからリカルドの笑顔が去るのはさみしく思うと認めた。
リカルドとマクラーレンの契約は、リカルドの成績が上向かなかったこともあり、予定よりも早期に終了となった。リカルドのマクラーレンでの2年間は、成績の面では物足りなかったが、コース内外でチームメイトと良好な関係を結ぶという成果を上げた。
F1の世界では、友好的に振る舞うことはあっても真の友人を見つけるのは難しい。そうしたなかにあって、ノリスはチームメイトと数年を過ごすうちに、いつも親友になる。前のチームメイトのカルロス・サインツともそうして仲良くなった。
「なんというか、確かに今までのチームメイトとはみんな良い関係を結べている」とノリスは最近アブダビで語った。
「コースでも、コースを離れても、みんなといい友人になれた気がする。僕としては、これまで一緒に走ってきたドライバー全員と、リスペクトし合う仲になれたと思っている」
「もっとも、ダニエルはそんなことないって言ってくるかもしれないけどね! もちろん、そのためにはお互いをよく知らなければならないし、他の誰よりも密接に連携しながら仕事をし、それを過去数年にわたって行ってきたんだ。そうなれば気持ちが通じないわけがない。親友になれたと僕は思っているが、親友がいなくなればさみしく感じるのは当然だ。一緒に写真まで撮ったよ。おかしな話だけれどね!」
実際、ノリスとリカルドはよく一緒の写真に収まっており、それぞれのインスタグラムに画像を投稿してはファンを喜ばせている。
リカルドはマクラーレンを離れるが、F1の世界には留まる。通算8勝を誇るリカルドは、レッドブル・レーシングのリザーブドライバーとなることが決まった。つまり、来季もパドック内外でリカルドの姿を見ることができる。
「来季もダニエルがパドックにいてくれるのはうれしい。彼はF1にとって重要だと思う。彼はエンターテイナーなんだ」
「さみしくなるが、会えなくなるわけではない。だから大丈夫だ」
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