アルファロメオF1は予定したプログラムをすべて消化「昨年からの改善を感じる」とボッタス/F1バーレーンテスト1日目
バーレーン・インターナショナル・サーキットで2023年のF1プレシーズンテストが始まった。初日となった2月23日、アルファロメオF1チーム・ステークは午前に周冠宇、午後にバルテリ・ボッタスを起用した。ふたり合わせて合計138周を走破し、問題なく初日を終えたということだ。
午前の走行を担当した周は、67周を走行し、ベストタイムはC3タイヤでの1分33秒723。4番手(初日総合では8番手)でセッションを終えた。走行を終え、周はポジティブなスタートを切ることができたとコメントした。
「今日はマシンに戻ることができていい気分だ。すべてがとてもスムーズに進んだし、すぐにいい感触を得ることができた。もちろんまだテスト初日でしかないので、誰にとっても多くの作業が待ち受けている。でもポジティブなスタートになったよ」
「今日はスタートしてすぐに長い時間赤旗が出たけれど、僕たちは予定をすべて完了することができた。全体として僕自身はかなり満足できている」
陽が落ちてからの時間帯を含む午後の走行を担当したのはベテランのボッタスだ。71周を走行し、ベストタイムはC3タイヤで出した1分34秒558。総合12番手でテスト初日を終え、周と同様にすべてのプログラムを消化できたと語った。
「今日の走行はうまくいった。今日の目標どおり、プログラムすべてを消化することができた」
「初日に多くの走行を行うことは一番重要なことだ。マシンについてより多くのことを学ぶことができたし、どのセットアップが機能するかについての最初の兆候と、新タイヤのフィーリングなどを掴むことができた。全体的に充実した1日目だった」
「もちろんやるべき作業はまだあるが、素晴らしいスタートだったし、すでに昨年から改善していることを感じることができたよ」
アルファロメオの発表によると、テスト2日目となる24日は、周が担当する予定だ。
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