好調アロンソ、FP3もトップ! 予選はレッドブル勢との競り合いか。角田裕毅16番手|F1バーレーンGP
F1開幕戦バーレーンGPのフリー走行3回目が行なわれ、アストンマーチンのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークした。
現地時間14時30分のバーレーン・インターナショナル・サーキットは気温28度、路面温度42度。予選や決勝とはコンディションが異なるが、初日に得られたデータを使ってマシンを変更したチームはこのセッションで確認をしておきたいところだろう。
60分のセッションがスタートすると、ソフトタイヤを履いたランド・ノリス(マクラーレン)のみがコースイン。しばらくコースを独占したが、ミディアムタイヤのハース勢や、ソフトタイヤのメルセデス勢とフェラーリ勢がコースインし、少しずつ走行するマシンが増えていった。
セッション最初の15分を終えた段階で、トップはメルセデスのルイス・ハミルトン。1分33秒508というタイムだったが、これを塗り替えたのがアロンソだった。FP2でもトップタイムを記録しているアロンソは、1分33秒121でハミルトンを0.387秒上回ってみせた。
多くのマシンがソフトタイヤで走行をする中、レッドブルはハードタイヤで走行。それでもマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は0.583秒差の5番手に食い込んだ。なおピレリの発表では、ソフトタイヤとハードタイヤは1周1.4秒のパフォーマンス差があるとされている。
各車のタイムが出揃うと、ピットに戻るマシンも多かったが、フェラーリはソフトタイヤでの周回を重ねた。
セッションが残り20分を切ってくると、アルファロメオの2台が新品のソフトタイヤを投入して予選前最後の詰めの作業を開始。これに追随するマシンも多く、再びコース上が賑やかになっていった。
周冠宇(アルファロメオ)はアロンソのタイムに肉薄する2番手となるが、少し遅れてアタックに入ったストロールがトップタイムを塗り替えてみせた。
だが、その後も新品のソフトタイヤを使ったアタックでタイムシートが次々と塗り替わっていく。メルセデスのジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトンが相次いでトップタイムを更新していった。
注目のレッドブル勢やアロンソも新品のソフトタイヤでアタックへ。フェルスタッペンとアロンソのアタックはほぼ互角だったが、0.005秒差でアロンソに軍配。FP2に続いて、セッションをトップで終えた。
結局、FP3の上位3台はFP2と同じ顔ぶれ。トップ8はアストンマーチンとレッドブル、フェラーリ、メルセデスの4チームが占めることになった。少なくとも今週末、アストンマーチンが上位に食い込んでいるのは間違いなさそうだ。特にストロールが怪我をしている影響もあって、アロンソとレッドブルの2台がポールポジションの最有力候補となるだろう。
フェラーリとメルセデスはそこから一歩遅れている印象。その差はFP2よりも縮まっているが、コンディションの異なる予選ではどうなるだろうか。
9番手以降はやはり接戦模様。Q3進出からQ1敗退まで、細かいミスで大きくグリッドが変わりそうな状況だ。
アルファタウリは、角田裕毅が16番手。ニック・デ・フリーズが20番手と、まずはQ2進出が目標となってくる苦しい位置でセッションを終えている。
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順位
ドライバー
周回数
タイム
差
前車との差
平均速度
1
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