未来の技術者をサポートする『F1イン・スクールズ』、ミニチュアF1カーの2023年決勝レースをシンガポールGPで開催へ
世界中の学生がチームを組んでミニチュアF1マシンを設計・製造し、20mのコースでレースを行う『F1イン・スクールズ』の2023年決勝戦が、9月に開催されるシンガポールGPで実施されることが決まった。
『F1イン・スクールズ』ワールドファイナルの18回目にあたる2023年決勝には、国内大会を勝ち抜いたSTEM(科学、技術、工学、数学)分野の卓越した才能を持つ若者たちのチームが世界中から集結。エントリー数は60に上る予定だ。
参加チームは、世界チャンピオンのトロフィーを掲げることと、大学の奨学金獲得のチャンスを目指して戦う。この大会には、F1チームや業界団体が支援する18のカテゴリー賞があり、個々の審査基準によって優れた功績が表彰される。
20年近くにわたり、F1イン・スクールズは世界中の何千人もの学生を魅了し、多数の若者が刺激を受けて、F1でのキャリアを追求する道を選んだ。実際に、レッドブル、メルセデス、ウイリアムズ、アストンマーティンといったF1チームで仕事に就いた者もいる。
F1イン・スクールズの創設者兼代表のアンドリュー・デンフォードは次のように述べている。
「今年シンガポールに戻り、国内でのレースウイークの間に、我々の世界的に最高レベルのSTEM分野の挑戦を見せることができることを大変うれしく思う。F1イン・スクールズのプログラムは人気が高まっており、近年、新たな国々へと拡大してきた。国際的なF1グランプリを訪れる魅力があり、過去最大のイベントになることが期待される。生徒たちは皆、F1における最高の栄誉を求めて競争し、現実にF1を経験したいと願っている」
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