オコン、限界ギリギリのアタックで予選6番手。ウォールに2度接触し「ダメかと思いながらアクセルを踏み込んだ」

 

 アルピーヌのエステバン・オコンは、F1サウジアラビアGPの予選で6番手と好位置を獲得したが、アタックラップで2度もウォールに接触していたことを明かした。
 アルピーヌは今回、初日フリー走行から上位に入るなど好調で、ピエール・ガスリーも予選9番手を確保している。
 舞台であるジェッダ市街地サーキットは見通しをよくするためにもウォールを後退させるなど改良を進めているが、それでもオコンは限界ギリギリのアタックでウォールに”キス”してしまったようだ。
「非常にストレスの多い予選だったから、ようやく息ができるよ」
 そうオコンは予選を振り返った。
「マージンはとても小さくて、プッシュすることで背負わなくちゃいけないリスクの大きさが印象的なんだ」
「ファステストラップでは、1コーナーと最終コーナーの2回、壁にぶつかってしまった。もうダメだと思ったよ」
「でも大丈夫だろうと考えて、ペダルを踏み続けたんだ。それでタイムアップできたんだ。多分、あれが最大限だったんだろう」
「FP3がうまくいかなかったので、FP3から(予選まで)のクルマの改良に満足している。明日は他のクルマといい戦いができることを願っている」
 オコンはフリー走行中から高速のターン22~23を通過する際にスナップが出るという挙動に悩んでいると明かした。しかし、予選ではクラッシュへの恐れを振り払い全力で攻めたという。
 昨年、ミック・シューマッハー(当時ハース)が予選で大クラッシュを喫し、決勝を欠場した件が頭にこびりついていたようだ。
「マシンが少しトリッキーなコーナーもあった」とオコンは言う。
「自信が感じられなかったんだ。ある意味でそれから自分を切り離して、ただただ全力で走るしかなかった。クルマはあちこちで動いていた。この2日間、ずっとね」
「予選が終わって良かった。高速コーナーで、クルマが浮いているような感じだった。かなり動いていて、この週末は危なかったことが何度もあった」
「FP3も危機一髪だったよ。昨年のミックに近い感じだった。予選は限界に挑戦する時だし、限界に近づくのは当たり前なんだけどちょっとプッシュしすぎた」
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