フェルスタッペン、“レッドブルが力を抑えている”という意見に反論「ペース管理も重要だ」/F1第3戦
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ジョージ・ラッセル(メルセデス)の言う“レッドブルが意図的に力を抑えている”という主張は間違っていると述べている。
先週末のF1第3戦オーストラリアGPで、フェルスタッペンはまたしても完璧なパフォーマンスを発揮して、レッドブルはシーズン3連勝を達成した。しかし、レースの序盤ではラッセルとチームメイトのルイス・ハミルトンが主導権を握っており、メルセデスのペースは、レースではレッドブルに近づいていることを示唆していた。
だがラッセルはレース後に、レッドブルはペースを制御しており、彼らはFIAがレギュレーション変更を行うことを恐れてRB19の完全なポテンシャルを引き出すことに消極的だったと主張した。
「彼らが力を抑えているのは確かだ」
「完全なポテンシャルを見せるのに消極的ですらあると思う。なぜなら彼らが速く見えるほど、F1は彼らを何らかの形で抑え込もうとするからだ」
しかしフェルスタッペンはラッセルの主張に反論した。
「とにかく、彼らにできることは何もないと思う」と現世界チャンピオンのフェルスタッペンは『BBC』のポッドキャスト『Chequered Flag』で、FIAの介入について言及した。フェルスタッペンは、レッドブルが力を抑制しているという認識は間違っており、「ペース管理」と混同されていると主張した。
「僕たちはマシン開発についてベストを尽くそうとしている。でもペース管理も重要だ。僕たちは、そして誰もがそうだったと思うが、ハードタイヤがどれだけ長くもつかわからなかったからだ」
「だから完走することが重要だった。僕たちは他のドライバーたちより多少ペースがあったと思うからだ。そしてラップあたり0.5秒上げて終わりに向けてタイヤをダメにする必要はなかった。今日そうだったように、セーフティカーや赤旗など、何が起きるかわからないからね。だからそんな危険を犯す必要はないんだ」
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