【F1】アゼルバイジャンGP 復習
2023年のF1第四戦は、3週間の間があいている。
夏休みと違って、ファクトリーを閉める必要がないために、新しいパーツを作ったり、アップグレードを行ってくることが考えられる。
特に、コストキャップや風洞時間に余裕がある去年の下位チームは、ここで取り返すためにハードワークを行っていると思う。
特に、アストンマーティンは去年が7位と低迷していることから、風洞の時間はレッドブルの倍近い時間が割り当てられている(よね?)
しかし、アゼルバイジャンGPは新パーツを試すのには向かないグランプリかもしれない。
FP1しかない状況では、パーツを試す時間が限られてしまう。
想定通りに出なかった時には、スプリントと決勝を捨てる可能性が出てきてしまう。
スプリント予選のフォーマットが未決な状況らしいけど、土曜日の午前中に予定されているFPがスプリント予選に変わって、スプリントの結果が決勝のグリッドに影響しない方式に変わる。
まだ未決な物が多いが、正式には25日に決定するらしい。
スプリント予選が決定したとして、タイヤは3/4/6で決定しているので、タイヤの問題は持ち越しとなることが考えられる。
さて、そんなアゼルバイジャンGPだけど、いろいろ発生する。
2022年は、フェラーリPU勢が苦戦した
最初は、サインツがハイドロ系の問題で車を停めた
次は、周がPUの問題でストップ
ルクレールのPUが煙を吐いてストップ
終盤に、マグヌッセンがコース上に停めた
フェラーリPUの信頼性に問題があると浮彫にされたのだが、実際にはメルセデスPU勢もRBPT勢も限界に近かった(と、いう話だ)
2021年には、ストロールがストレートでタイヤバースト。そのSC明けに、トップを爆走していたマックスのタイヤも同じようにバースト。その後、ハミルトンのブレーキマジックの設定ミスで再スタートをミスした
2022年も、ピレリからの情報では、M-HでもS-Hでも走り切れるように見えたのだが、終盤はHが垂れてペースが上がらないマシンが増えていた。
ピットデルタが、21秒+ストップ時間と長い。抜けるサーキットだと言っても、抜ける場所は、1コーナの飛び込みと3コーナの飛び込みくらいだ。
その為に、トラックポジションを優先して、ストレート速度をマシマシにしたマシンが強い傾向にある
2ストップはScやVSCが出なければ選択が難しいために、基本はM-Hの1ストップになる
しかし、2022年のようにタイヤに厳しい状況になってしまうと、2ストップになる。そうなると、スプリント予選とスプリントでタイヤを使ってしまうと、決勝で使えるタイヤが無い状況も考えられる
プランFは現実的ではない
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