アロンソ、バルセロナのコースレイアウト変更に期待「誰にとっても素晴らしいショーができるよう願う」
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、バルセロナ-カタロニア・サーキットの最終シケインを廃止することで、F1スペインGPでは「走行がもっと楽しくなる」はずだと考えている。
6月、バルセロナはF1の過酷な晩春のトリプルヘッダー最終戦を開催する。レイアウトはわずかに改修されて高速化され、FIAの認証を受けた。コースの最終右コーナー前にあるターン14から15のシケインは、マシンの速度を落とすためのものだったが、廃止された。このシケインは、バルセロナのメインストレートを走るドライバーのオーバーテイクのチャンスを著しく制限してしまい、F1のDRSを実質的に効かなくしていたことが主な理由だ。
新たにテックプロのバリアが最後の2カ所の高速右コーナーに設置され、グランプリコースの公式な距離は以前の構成より18メートル短い4.657kmになる予定だ。
「問題ないと思うし、おそらく走るのがもっと面白くなるだろう」とアロンソは語った。
「このF1マシンとマシンサイズでは低速すぎると思っていたコーナーだ」
「走行していてあまり面白くなかったと思う。でも新しいレイアウトがオーバーテイクやレース全体でショーの役に立つのかどうかは、まだわからないね」
「僕はF1も含めてあのレイアウトで何年かレースをしてきたので、もっとドライブが面白くなると思うし、誰にとっても素晴らしいショーができるよう願っている」
アロンソはアストンマーティンの強力な勢いを、アゼルバイジャンGPから始まる今後の一連のレースにつなげたいと考えている。アゼルバイジャンの翌週末はマイアミに移動し、その後はイモラ、モナコ、そしてバルセロナでのレースとなる。
2006年と2013年の母国グランプリで優勝しているアロンソは、今後はチームがシーズン最初の大規模アップグレードを導入することもあり、興味深い時期になるはずだと考えている。
「今は予選がかなり重要なようだ。レースペースはとても似通っているからだ。これからはシーズンのとてもおもしろい時期に入ろうとしていると思う。どのチームがより速くマシン開発を行っているだろう?」
「最初の3戦はヨーロッパから離れているので、アップグレードなどを持ち込むのが難しいと思う」
「でもこれからはレースごとに各チームのレベルが少々変わるところを目にするかもしれない。どのチームが十分に優れたアップグレードを投入するかによってね」
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