F1アゼルバイジャンGP、2026年まで開催契約を延長。2023年大会は観戦チケットも”完売”

 

 アゼルバイジャンGPのF1開催契約が、2026年シーズンまで延長されたことが発表された。
 F1屈指の超ロングストレートと旧市街のテクニカルなセクションを組み合わせたバクー市街地サーキットで行なわれるアゼルバイジャンGP。2016年にヨーロッパGPとして初開催を迎えて以降、2017年からはアゼルバイジャンGPとしてスリル満載のレースを届けてきた。
 また、超高速の市街地戦ということもありアクシデントのリスクが高く、過去6大会で複数回アゼルバイジャンGPを制したドライバーはいないというのも特徴だ(2020年はCOVID-19により開催キャンセル)。
 スプリント形式での開催となった2023年大会は、観戦チケットが初めて完売。サーキットのコミュニケーション責任者も、グランプリ開催による経済・社会的効果は絶大だと以前に明かしていた。
 そのアゼルバイジャンGPは2024年までの開催契約を保持していたが、その契約期間満了を前に、2026年までの開催契約延長が発表された。
 アゼルバイジャンGPの開催契約延長に際し、F1のステファノ・ドメニカリCEOは次のように語っている。
「バクー市街地サーキットは、F1にとって非常に人気のあるレースとなっている」
「このサーキットは常に大きなドラマをもたらしてくれて、最近でも最もエキサイティングなレースが行なわれてきた」
「アゼルバイジャンとの関係を拡大し、共に成長し続けることを楽しみにしている」
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