ハミルトン、タイヤに苦しみ7番手「スプリントを走るなかで、ペースが遅い理由が見えてきた」メルセデス/F1第4戦
2023年F1アゼルバイジャンGPの土曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはスプリントで7番手を獲得した。スプリント・シュートアウトで6番手、スプリント序盤は6番手を維持していたが、セーフティカー後のリスタートでポジションをひとつ落とし、7番手という結果にとどまった。
トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、ハミルトンは「マシンバランスに苦労していた」と語った。
「リヤタイヤのデグラデーションにより、リスタートで失ったポジションを取り戻せるだけのマシンパフォーマンスがなかった。明日は気温が高くなり、より一層厳しくなると思われるので、この点を改善するための手段を探る」
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
スプリント・シュートアウト=6番手(SQ1=3番手1分43秒561:ミディアムタイヤ/SQ2=6番手1分43秒061:ミディアムタイヤ/SQ3=6番手1分42秒502:ソフトタイヤ)
スプリント=7番手(6番グリッド/タイヤ:ミディアム)
このフォーマットで新しいことに挑戦するのは好きだよ。追加の予選セッション(スプリント・シュートアウト)は楽しかった。スプリント自体はあまりエキサイティングではなかったけれど、それはたぶん自分自身が苦戦していたからだろうね。
(フェルナンド・)アロンソにポジションを明け渡してしまったのは理想的ではなかった。後ろに下がるのは決して喜ばしいことではないからね。でもモーターレーシングでは時にはこういうこともある。
前にいるグループと比べるとペースが悪かったけれど、スプリントを走るなかでその理由が分かった。セットアップに関して何が問題なのかを示す良い指標を得られたから、それを調べて、明日、ある程度改善できればいいね。
タフなレースになるだろうが、何が起こるか分からないよ。
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