デ・フリース「トップスピードが向上、日曜決勝に期待が持てる」:アルファタウリ/F1第4戦スプリント

 

 2023年F1アゼルバイジャンGPの土曜、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースはスプリントで14番手を獲得した。

 スプリントの1周目、ターン3出口でデ・フリースとチームメイト角田裕毅の間に接触が起きた。角田は、フロントウイングがダメージを負い、その後、タイヤがパンクして脱落し、リタイアとなった。

■ニック・デ・フリース(スクーデリア・アルファタウリ)
スプリント・シュートアウト=20番手(SQ1=20番手1分48秒180:ミディアムタイヤ)
スプリント=14番手(18番グリッド/タイヤ:ミディアム)

2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP ニック・デ・フリース(アルファタウリ)
2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP ニック・デ・フリース(アルファタウリ)

 今日のSQ1では、グリップが大幅に不足しており、タイヤの準備を全く整えられなかった。それは誰もが同じだったと思うが、思い切り攻めるチャンスがなかった。

 路面はまだかなり“グリーン”で、最初のラップはウォームアップラップになり、次のプッシュラップは妨げられた。

 スプリントレースについては、ポジティブな面を見る必要があるだろう。心強いペースがあり、ポジションを上げていくことができた。僕たちは、中団の他のマシンほどはタイヤに苦しんでいなかったと思うので、それも明日に向けて励みになる。

 17周のなかで4つポジションを上げることができた。明日もこの調子でいければ、満足いくレースになるだろう。

(スプリントで)レースコンディションで走ることができてよかった。レースの序盤数周をどう走ればいいかのアイデアを多少得ることができるからね。

 これまでのレースに比べると、トップスピードが強力だった。チームは、このサーキットに向けて、マシンのこの面に努力を集中させてきた。僕たちのパッケージなら、明日はポイント獲得が可能だと確信している。

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