天は二物を彼に与えた……本業F1ドライバー、副業”ピアニスト”のルクレール、処女作に続きマイアミGP後に2曲目をリリース
スクーデリア・フェラーリのエースF1ドライバーであるシャルル・ルクレールは、今年のオーストラリアGPとF1第4戦アゼルバイジャンGPの間に『AUS23(1:1)』というピアノ曲をリリース。それに続けて、2曲目も第5戦マイアミGP後に公開予定だと彼は明かした。
F1ドライバーである一方、ピアノの腕前が有名なルクレール。コロナ禍でおうち時間が増えた際には、Instagramのストーリーズに鍵盤を叩く映像を掲載していた。
その反響は大きくルクレールは収録を行ない、「僕はまずレーシングドライバーだし、自分をアーティストとしては考えていないけど、自分のやっていることを楽しんでいるんだ」として、楽曲のリリースを決意したという。
ルクレールは音楽アーティストのマネジメントを行なう「ベルディグリ・マネジメント」や自動車系クリエイティブエージェンシーの「レース・サービス」の協力を受け、処女作のリリースにこぎ着けた。
ルクレールは音楽配信サービスSpotifyを介し、AUS23(1:1)について次のように説明している。
「僕が取り組んできたピアノ曲をみんなにシェアできてワクワクしている。この曲は音楽への情熱と、レースから離れて、その合間にリラックスするための手段として作ったんだ」
「この曲はF1オーストラリアGPにちなんで作ったから、AUS23(1:1)と名付けたんだ。これは僕が所属するF1チームのオーストラリアGPの呼称方法で、レースの世界とも上手く関連があると思ったんだ」
また、ピアノへの情熱についてルクレールはこう続ける。
「音楽への想いはずっとあったけど、ピアノを弾くようになったのはパンデミック以降だ」
「家にいる時間が増えたから、ピアノを買って弾けるようになろうと思ったんだ。それ以来、僕はピアノが大好きになって、家にいる時は常にピアノを弾いていることに気がついたよ」
第5戦マイアミGPでも、当然この話題が持ち上がり、木曜日の記者会見では「音楽でもアメリカを制覇できるのでは?」との質問が飛んだ。それに対してルクレールは、あくまでも本業はF1ドライバーだと強調しつつも、2曲目のリリースを告知した。
「もし暗い音楽が彼らにウケるなら、僕は演奏しにいくべきかもね!」とルクレールは言う。
「でもね、僕の音楽はそれほど良いモノじゃないよ。僕はレーシングドライバーで、楽しいから(音楽製作を)やっているんだ」
「アゼルバイジャンGPの前に1曲目をリリースした。それでマイアミGPの後に2曲目をリリースするよ。僕が楽しんでやっていることなんだけどね」
ルクレールの楽曲はSpotifyやApple …読み続ける
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