フェルスタッペン最速。0.4秒差の2番手にルクレール【タイム結果】2023年F1第5戦マイアミGPフリー走行3回目

 

 2023年F1第5戦マイアミGPのフリー走行3回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。

 気温29度、路面温度46度というコンディションで、セッション中の降水確率は0%。現地時間6日12時半にセッションがスタートした。序盤は14台ほどがコースに出ており、フェルスタッペンが1分28秒963でトップ、ルクレールが0.094秒差で2番手、ペレスが0.303秒差で3番手に続く。タイヤはいずれもソフトだったが、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がミディアムで1分29秒009をマークしペレスを上回った。

 フェルスタッペンはその後1分27秒969というタイムを残し、自身の記録したトップタイムを大幅に更新しピットに戻った。角田もソフトでタイムを残しているが、1分31秒041と開始20分過ぎの時点では20番手。その後1分29秒766で12番手に浮上した。各車ソフトで走行するなか、アルピーヌの2台だけはミディアムで走り続けている。

 セッション中盤は一度各車ピットに戻り、コース上は4台ほどに。ジョージ・ラッセル(メルセデス)はハイスピードで走行中にステアリングのバイブレーションが出ていると報告していたが、金曜のFP1でも同じトラブルに見舞われておりまだ解決していないようだ。

 マイアミ・インターナショナル・オートドロームは市街地コースであるため、マシンが走れば走るほど路面状況は改善されタイムが上がっていく。後半には多くのマシンが新品タイヤを投入してタイムを更新し、トップのフェルスタッペンは1分27秒535までタイムを縮めた。一方アルファタウリ勢は19番手、20番手に沈んでおり、角田は「信じられない、アンダーステアだ」と無線で訴えた。

 そのままフェルスタッペンがトップでセッションを終え、2番手は0.406秒差のルクレール、3番手は0.515秒差のペレスだった。角田は終盤に1分29秒179を記録し16番手でFP3を終えた。

■2023年F1第5戦マイアミGPフリー走行3回目 リザルト

Pos. No. Driver Team Time Laps
1 1 M.フェルスタッペン レッドブル・レーシング 1’27.535 18
2 16 C.ルクレール フェラーリ 1’27.941 26
3 11 S.ペレス レッドブル・レーシング 1’28.050 22
4 55 C.サインツ フェラーリ 1’28.125 27
5 31 E.オコン アルピーヌ 1’28.407 25
6 10 P.ガスリー アルピーヌ 1’28.428 24
7 77 V.ボッタス アルファロメオ 1’28.456 19
8 27 N.ヒュルケンベルグ ハース 1’28.497 16
9 23 A.アルボン ウイリアムズ 1’28.561 20
10 63 G.ラッセル メルセデス 1’28.606 20
11 20 K.マグヌッセン ハース 1’28.607 14
12 14 F.アロンソ アストンマーティン 1’28.618 24
13 44 L.ハミルトン メルセデス 1’28.718 23
14 18 L.ストロール アストンマーティン 1’28.723 24
15 24 周冠宇 アルファロメオ 1’29.074 19
16 22 角田裕毅 アルファタウリ 1’29.179 20
17 2 L.サージェント ウイリアムズ 1’29.264 20
18 81 O.ピアストリ マクラーレン 1’29.375 18
19 4 L.ノリス マクラーレン 1’29.401 18
20 21 N.デ・フリース アルファタウリ 1’29.447 22
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