F1、洪水被害受けたエミリア・ロマーニャの救援活動に1億5,000万円を寄付。中止となったイモラ大会用の食料品も提供
イタリア北東部のエミリア・ロマーニャ州は5月に入り豪雨に見舞われ、州全域で洪水被害や崖崩れが発生。死者は13人にのぼり、2万人が住居を失ったと推定されている。
5月19日(金)から21日(日)に予定されていた第6戦F1エミリア・ロマーニャGPも、17日(水)の時点で中止が決定。そして、F1側は被災地域での救援活動に100万ユーロ(約1億5,000万円)を寄付することを発表した。
エミリア・ロマーニャでは、グランプリの舞台となるはずだったイモラ・サーキットのパドックから数メートルのところを流れるサンテルノ川を含む合計23の河川が豪雨により氾濫。南西の山々からは土砂が流れ込んだ。
イモラではパドックやコース周辺のインフラ整備を行なっていたが、16日(火)午後の時点で準備中のF1関係者に避難指示が出され、中止決定後に天候が回復すると、18日(木)には限られた人数のF1関係者のサーキット入りが許可され、翌週に行なわれるモナコGPへ向けた移動準備に取り掛かった。
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