インディ500に向けた準備は万端! 佐藤琢磨、最終プラクティスのカーブデーで首位

 

 第107回インディ500の最終プラクティスとなるカーブデーの走行が5月26日に行なわれ、チップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨がトップとなった。
 決勝レース前の最後の走行となるカーブデー。2時間のセッションでレースに向けて33人のドライバーは最後の調整を進めた。
 予選用セッティングで走ったファストフライデーでトップだった佐藤は、マシンをレースセッティングに戻しても好調を維持。セッション折り返しとなる頃に、227.855mph(366.697km/h)をマークし、トップに立った。
 2番手にもチームメイトのスコット・ディクソンが入り、チップ・ガナッシがワンツーでセッションを終えた。チーム・ペンスキーのウィル・パワーが3番手、ポールシッターのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)が4番手につけた。
 カーブデーの2時間のセッションは、アクシデントの多いセッションだった。コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)がピットイン時に右フロントが激しくロックし、タイヤをブローさせた。マーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)はサイドポッドのボディワークがバタつき修理が必要になり、ライアン・ハンター-レイ(ドレイヤー&レインボールド)のマシンのギヤボックスからオイルリークが起きた。
 またキャサリン・レッグ(レイホール・レターマン・ラニガン)の左リヤのホイールナットが外れてしまい、イエローが出されている。
 このセッションでは、クラッシュで負傷したステファン・ウィルソンの代役となったグラハム・レイホールがキュージック/ドレイヤー&レインボールドのマシンをドライブ。30番手となっている。
 インディ500は日曜日の12時45分(日本時間29日1時45分)にスタートする。
 
関連ニュース:

佐藤琢磨、今年のインディ500は8番手からスタート「予選はチームとして素晴らしい奮闘だった」
グラハム・レイホール、負傷したウィルソンの代役でインディ500出場へ。予選落ちから一転
今年のインディ500は大激戦の予感? ウィル・パワー「オーバーテイクや良いバトルも起きやすい」
インディ500、グラハム・レイホールがまさかの予選落ち「敗北の時も、謙虚で潔くあらねばならない」
アレックス・パロウ、インディ500のポールポールポジションを獲得。佐藤琢磨はファスト6進出逃し8番手から本戦へ

順位
#
ドライバー
チーム
周回数
タイム

前車との差
Mph

1
11
読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです