カタールのルサイル・サーキット、2年ぶりF1開催に向け施設改修を実施。手狭なピットも拡大へ

 

 今年10月に2年ぶりに開催予定となっているF1カタールGP。開催に向けて、サーキット側は施設の改修計画を明らかにした。
 カタールにおけるF1は、2021年に新型コロナウイルスによるカレンダーの空きスロットを埋める形で初開催を迎え、その際に10年契約も締結。2022年はサッカーのカタール・ワールドカップ開催によりスキップされたため、2023年が2度目の開催となる。
 舞台となっているのはルサイル・インターナショナル・サーキット。これまでは二輪最高峰のMotoGPの開催地として長く使用されてきたサーキットだ(2022年にLosailから地域名称のLusailに変更)。
 MotoGP向けのサーキットでもあったため、F1の長期開催に向けては施設面での対処も必要で、ピットレーン入り口の変更を行ない、仮設のチームホスピタリティ施設なども建設された。また路面の再舗装も行なわれている。
 そして今回明かされた改良計画では、新たなレースコントロール施設やメディアセンター、より大型のピットガレージが建設される予定だ。
 サーキットのCEOと自動車&モーターサイクル連盟の理事も務めているアムロ・アルハマドは、次のように説明している。
「F1パドックは最先端だ。我々はひとつたりとも怠ったりはしていない。世界中のサーキットから多くの教訓を集めてきた」
「ピットボックスは、MotoGP用に用意していた過去のものとは違い、F1に適したものを今では用意している。50のピットボックスがあるんだ。F1のカレンダーの中で、ここまでの数のピットボックスを用意しているところは、他にないと思う」
読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです