サインツJr.、モナコGPで戦略批判も和解「僕のほうが積極的だった。チームの考えも理解した」

 

 フェラーリのカルロス・サインツJr.はF1モナコGPの戦略決定に置いてチームに不満を漏らしていたが、それは上位を狙う”やる気”から来たモノだったと釈明し、今はチームの判断を理解していると語った。
 サインツJr.はモナコGP決勝8位でフィニッシュと、予選4番手からはポジションを下げる結果になってしまった。彼はレースが中盤に差し掛かる頃に、後ろのルイス・ハミルトン(メルセデス)のアンダーカットを阻止するために、ピットインの指示を受けた。
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 彼はこの判断はもう少し待てたのではないかと考えており、レース中の無線では「ハミルトンのことなんて気にしてない」と、チームの戦略を公然と批判していた。
 レース後に彼はエキサイトしてしまった言動を謝罪しているが、スペインGPを前に改めて当時の内心を説明した。
 モナコGPのチームとの見解の相違は、サインツJr.がよりアグレッシブな考えを持っていたからかという問いに、彼は「そんなところだと思う」と答え、さらに以下のように続けた。
「正直、僕はハードタイヤでコースに留まるリスクを冒して、表彰台を獲りたいということを、強く主張していたと思う」
「でもチームの考え方も完璧に理解している。僕らはメルセデスとチームチャンピオンシップを争っていて、後ろには極めて速いアウトラップをこなしているルイスがいた。だから、彼をブロックしてポジションを守る必要があった」
「あの時、エステバン(オコン/アルピーヌ)の後ろでピットを出た時はかなりガッカリしていたよ」
 サインツJr.はレース後のデブリーフィングでは、すぐにチームの立場を理解したと語っている。
「一度チームから何故そうしたのか、理由などを説明してもらったら、完全に理解したよ。あの時の僕は、それと同じような考えはしていなかったと思う」
「僕はただハードでコースにとどまって、雨なりクラッシュでセーフティカーが出てくるなりで表彰台に上がるチャンスをつかもうとしていたんだ。もちろん、結局どうだったかは分からないことだ」
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