フェラーリF1、大型アップデートで「より扱いやすいマシン」目指す。ただ、F1スペインGPでは”効果薄”とサインツJr.

 

 カタルニア・サーキットを舞台に行なわれたF1スペインGPの予選で、母国のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)は、自身今季初となる2番手フロントロウを確保。フェラーリはこの週末、サイドポンツーンなどにアップデートを投入しているが、その効果は主に今後のサーキットで現れると彼は考えている。
 現在のパッケージは高速なレイアウトのカタルニアには適しておらず、今後のサーキットでアップデートの真価がより発揮されるとサインツJr.は言う。
「新しいパッケージは、主に中低速域を改善するためのモノだ。その領域では間違いなく正しい方向への一歩を踏み出せたと実感している」
関連ニュース:

フェラーリのアップデートに注目! 狭くなったバスタブは、いいとこ取りを目指した独自デザイン?

「週末を前に言った通り、これは別方向へのステップアップなんだ。これはパフォーマンスにおいて非常に大きなアップデート、もしくは大きな変更というわけではなく、マシンを異なる領域でも機能するようにしようというモノだ」
「それがアップデートの主な目的で、いきなり0.5秒速くすることではないんだ」
「アップデートは功を奏して、上手く機能していると思う。マシンをより予測しやすく、より振り回したり、ラップを組み立てやすくなったりしたと思う」
「ただ残念ながら、このサーキットは僕らのパッケージには合っていないんだ」
「高速性能はシーズン当初から良くなかった。オーストラリアGP以降、バランスとバウンシングに悩まされていて、高速域では色々なことが起きている」
「だから今はそのことに集中して、改善できるかどうかを確かめたい。低速域では、僕らは実際それほど悪くないからね」
読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです