最速レッドブルは置いておいて……フェラーリF1、安定しないレースペース問題を解決すれば「メルセデスと戦える」

 

 フェラーリ代表のフレデリック・バスールは、今季マシン『SF-23』のレースペースを改善できれば、メルセデス勢と戦えると考えている。
 フェラーリのSF-23は、予選ではレッドブルに次ぐ速さを見せても、決勝レースになるとメルセデスやアストンマーチンの後塵を拝してきた。
 スペインGPでフェラーリは大型アップデートを投入。結果としてはフェラーリがメルセデス勢に敗れ、ダブル表彰台を許してしまったが、バスールは予選ペースについて言えば、大型アップデートの効果が出ていると言う。
「ポテンシャルの面では一歩前進した」とバスールは語る。
「予選では少なくともカルロス(サインツJr.)がフロントロウに並ぶことができ、おそらく一歩前に進むことができたと思う」
「メルセデスとは予選から決勝まで、まだ大きな差がある。しかし我々が復活し、日曜日に良いレースを繰り広げ、ポイントを獲得するために、会社の全てを集中させるべきはそこ(レース)だ」
 またバスールは、フェラーリがレースでの一貫性不足を解決すれば、メルセデスとも互角に戦えると考えている。
「一貫性の問題が解決されれば、レース中も彼らとずっと戦えるようになると思う」
「レッドブルの場合……特に(スペインGPを制したマックス)フェルスタッペンの場合は別の話で、予選で我々よりずっと速く、レースでもずっと速いのだ」
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