MotoGP第6戦イタリアGPに、アレイシ・エスパルガロ（アプリリア）は右足などに怪我を負った状態で挑んでいる。その原因は自転車トレーニング中のクラッシュだったようだ。
　エスパルガロはイタリアGPの初日プラクティスの最中、体の痛みを庇うような動きを見せていた。午後のプラクティス2には出走し、予選Q2進出も決めているが、負傷によりかなりの痛みがあるという。
　初日のセッション終了後、エスパルガロは自身の怪我について説明。イタリアGPの開始直前となる木曜日に、自転車トレーニング中にクラッシュしてしまい、怪我を負ってしまったという。さらにその原因が『ながらスマホ』だったため、彼としても馬鹿なミスだったと悔やんでいる様子だ。
「バカをやってしまった」
　エスパルガロは自転車でのクラッシュについてそう語った。
「昨日（木曜日）、2時間ほど走りに行こうと決めたんだけど、朝方は霧が濃かったからコース内に留まろうと決めたんだ。そっちのほうが安全だからね」
「コースに出ているとき、かなりリラックスしていて、バカみたいにスマホを使っていたんだ。そして、ビッグクラッシュを喫してしまった」
「背中と腕、様々なところを痛めてしまうビッグクラッシュだった。でも、一番の問題は踵だった」
「踵が凄く痛くて、内出血も酷かった。プラクティス2に向けて血を除去もしたけど、染み出してきてしまって、あまり意味がなかった」
「かなり痛みがあって、リヤブレーキが使えないんだ」
「チームには何度も謝った。今日の終盤にトップ10へねじ込んだように、日曜日に向けても同じようにベストを尽くしていくつもりだ」
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