前戦の失態を繰り返さぬように……アルピーヌF1、ガスリーの他車妨害ペナルティ受けてチーム無線の手順を厳格化

 

 スペインGPの予選では、アルピーヌのピエール・ガスリーに他車妨害によるペナルティが科された。これを受けてチームは、今回のカナダGPに向けて無線交信の手順を強化したという。
 ガスリーはスペインGP予選で4番手タイムを記録したものの、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)それぞれの走行を妨害したとして、合計6グリッドの降格ペナルティが科され、10番手から決勝レースを迎えることとなった。
 決勝でガスリーは1周目で順位を落としたものの、最終的には10位でチェッカーを受けた。
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 ガスリーはレース週末の後、イギリス・エンストンにあるアルピーヌのファクトリーを訪れて、エンジニアとのミーティングを実施。フリー走行と予選セッションで後方から接近するマシンに関して、より正確な情報を伝える方法について話し合いを行なった。
「スペインからここ(カナダGP)までの間に、ピエールや彼のエンジニアリングチームとミーティングを行なった」
 チーム代表のオットマー・サフナウアーはそう語る。
「我々は約1時間30分、コミュニケーション戦略、彼とのコミュニケーション手段、彼が必要とする情報やそれを得るタイミング、その情報を得て何をするか、について話し合った。少しは改善されているはずだ」
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