レッドブルF1のマルコ、ペレスは不調が続くも「我々の期待に応える仕事をしてきた」代表もサポートを明言
レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、チームにおけるセルジオ・ペレスの将来が危機に瀕していることはないと改めて示唆し、ペレスは調子を崩しているものの、チームの期待に応えていると語った。
シーズン序盤にマックス・フェルスタッペンと勝利を分け合っていたペレスは、世界タイトル争いにおいて注目に値する戦力に見えた。しかしモナコGPの週末は、予選での不手際によるクラッシュによって散々な結果となった。ペレスはスペインGPとカナダGPでも土曜日の予選で苦戦し、両グランプリでのレースパフォーマンスは上がらなかった。
必然的にペレスの将来が疑問視され、レッドブルが33歳の彼との契約を1年早く打ち切る可能性が取り沙汰された。しかしマルコは、現在ペレスと交代できるほど価値のある人材はいないと考えている。
「贅沢な問題を真剣に受け止めている」とマルコは『F1 Insider』に語った。
「ペレスに関して言えば、これまでのところ彼は我々の期待に応える仕事をしてきた。彼はコンストラクターズ選手権での勝利に貢献するはずだし、現在の獲得ポイントは彼の正しさを証明している」
「彼は、ベストの状態であればレースで優勝できることも証明してきた」
「彼に十分な実力があるのかという疑問は我々のところでは出ていない。なぜならマックスがますますよくなっているため、むしろ別の質問が寄せられるべきだからだ。それは誰が代わりになるのか? ということだ」
「今の時点で本当にマックスに挑戦できる者はいるだろうか? 正直なところ私は誰も思いつかない」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ペレスの不調を認めたが、この困難な時期にある彼をサポートすると明言した。
「彼は現在ドライバーズ選手権で2位につけている。彼は今年マックス以外で優勝を、それも2回の優勝を飾った唯一のドライバーだ」とホーナーはコメントした。
「だからこの時期にある彼をサポートする必要があるし、私は彼がまたすぐに調子を取り戻すと確信している」
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