アルファタウリ、トロロッソ時代のマシン『STR11』を含むコレクターズアイテムのオークションを開始
スクーデリア・アルファタウリは6月28日、オンラインオークションプラットフォームを展開するオランダのカタワィキとのパートナーシップ締結を発表。その中で、スクーデリア・トロロッソ時代のマシン『STR11』や、過去に使用されたホイール、エアロパーツ、ドライバーが着用したレーシングスーツなど、アルファタウリの倉庫に眠っていたさまざまなコレクターズアイテムを出品する特別なオークションを開催することを明らかにした。
アルファタウリの倉庫から発掘され、カタワィキのモータースポーツ・エキスパートが厳選したコレクターズアイテムは300点以上となり、オークションは全5回にわたって開催される。なお、オークションへは誰でもアクセス可能だ。出品されるアイテムにはトロロッソ時代のものも含まれる。
気になる出品アイテムは、ホイールナット、フラップ、フロントウイング、リヤウイングなど、F1マシンのパーツや、ドライバーのレーシングスーツ、ピットクルーのヘルメット、オーバーオール、さらにはF1を戦ってきたマシンのモックアップから実際に走行したレーシングカーまでさまざまなだ。
カタワィキによると、F1の急成長と人気は、コレクターズアイテム市場の拡大と密接に関係しており、2019年以降F1関連のコレクターズアイテムの需要が2倍以上に増加しているという。これから5回行われるオークションを通じ、アルファタウリとカタワィキは、「F1ファンの手の届くところにF1の特別な魅力を届けることを目指す」としている。
7月12日まで行われる1回目のオークションの目玉アイテムは、2016年のスクーデリア・トロロッソ時代のマシン『STR11』だ。マックス・フェルスタッペン(シーズン途中でレッドブルへ移籍)、カルロス・サインツ、ダニール・クビアトがステアリングを握り、63ポイントを獲得したマシンだ。
また、レーシングスーツを含むドライバーキットも多数出品され、角田裕毅とニック・デ・フリースをはじめ、フェルスタッペン、セバスチャン・ベッテル、ピエール・ガスリー、ダニエル・リカルド、カルロス・サインツら元所属ドライバーたちのドライバーキットがサイン入り、サインなしの両方出品される。
1回目のオークションには300点のアイテムのうち70点が出品されており、カタワィキの公式サイトで入札受付中となる。以降のオークションは8月、9月、11月、12月に開催される予定だ。なお、第10戦オーストリアGPと8月の第14戦オランダGPでは、アルファタウリAT04のヘイローの外側にカタワィキのロゴが掲載される。
1回目のオークションは7月12日まで行われる。なお、この1回目のオークションの収益の一部は、5月に発生したイタリアのエミリア・ロマーニャ州の洪水救援活動を支援するべく、アルファタウリのファクトリーのあるファエンツァ市が運営する救援活動団体に寄付される。また、その後のオークションの収益の一部は、脊髄損傷の治療方法発見に取り組む非営利財団『ウイングス・フォー・ライフ』に寄付される。
■スクーデリア・アルファタウリ x カタワィキオークション
URL:https://www.catawiki.com/en/a/810581
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