フェラーリF1、新空力パーツのテストのため、フィオラノでフィルミングデー走行を実施
スクーデリア・フェラーリは、F1第10戦オーストリアGPでSF-23に導入する可能性のある空力アップグレードをテストするために、今週火曜日、フィルミングデー規則を利用して、フィオラノのテストコースで走行を行った。
F1チームは、PR目的の撮影を行うための機会として、1シーズンに2日間のフィルミングデーで現行マシンを走らせることが認められている。走行距離は100kmに限定され、ピレリのフィルミングデー用のタイヤを使用しなければならない。
フェラーリはオーストリアに新しいフロアとディフューザー、新しいフロントおよびリヤウイングを投入したいと考えているが、この週末はスプリントフォーマットで行われるため、フリープラクティスが1回しかない。そのため、事前に自社のテストトラックで新しい空力パッケージを取り入れたSF-23を走らせることにしたものとみられる。
火曜日の午前中にはカルロス・サインツが、午後にはシャルル・ルクレールが走行を行った後、パーツがオーストリアに送り出された。
フィオラノは関係者以外立ち入り禁止だが、外からコースを見たり、写真を撮ったりすることは可能だ。そのため、フィルミングデーの際にサインツとルクレールが乗ったマシンに、モディファイされたウイングやフロアが装着されていたことが明らかになっている。
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