マルケス、KTM加入の“ウルトラC”は起こらない? 来季全22台=『撤退スズキの空き利用無し』とMotoGP運営側が言及

 

 2022年限りでスズキがMotoGPを撤退したことで、現在参戦枠には空きが発生している。KTMがこの枠を利用するのではないかという憶測があったが、運営のドルナはこれを否定した。
 スズキの離脱によって空いた参戦枠のKTMによる利用は、特に最近になって取り沙汰されるようになったトピックだ。
 その背景には、ふたつの要因がある。ひとつは6度のMotoGPチャンピオンであるマルク・マルケスがホンダから離脱するのではないかという憶測。そしてもうひとつはKTMが育成ライダーのペドロ・アコスタを陣営にとどめておくためにシートを必要としていることだ。
 マルケスはホンダ離脱も考慮しているという憶測が広まっているが、彼にとって問題となるのが受け入れ先のシートが無いということだ。そしてドゥカティ陣営はもとよりKTMも契約が2024年までのライダーが多く、マルケスにとっては八方塞がりのような状況となってしまっている。
 KTMとしても、アコスタという超優良株の育成ライダーに対するシートの用意に苦慮しているため、彼らが撤退したスズキの参戦枠を利用して全6台体制に体制を拡大してマルケスの受け入れとアコスタのシート、その両者を解決する“ウルトラC”を狙っているのではないかと考えられていた。
 しかしどうやらこのウルトラCは起きそうもない。
 最近、MotoGPを運営するドルナ・スポーツでチーフスポーティングオフィサーを務めるカルロス・エスペレータがスペインのラジオ番組“Tot …読み続ける

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