マクラーレン、F1オーストリアGPで大型アップデート第1弾を投入。サイドポンツーンやフロアなどを全面改良

 

 レッドブルリンクで行なわれるオーストリアGPに先立ち、マクラーレンは今季マシン『MCL60』に大型アップデートの第1弾を投入した。
 マクラーレンはシーズン開幕前からMCL60の開発で出遅れたと認識し、まず4月のアゼルバイジャンGPで新しいフロアやリヤウイングを投入してようやくスタートラインに立った。ただカナダGPを終えた時点でチームの獲得ポイントは17点に留まり、コンストラクターズランキングでは6番手となっている。
 マクラーレンは中団グループ上位へポジションを上げるべく、7月の3ラウンドでアップデート版のパッケージを連続投入。オーストリアGP、イギリスGP、ハンガリーGPの各ラウンドでアップデートを行ない、空力パーツのほとんどが入れ替えられる予定となっている。
 オーストリアGPではまずランド・ノリスのMCL60からアップデート。金曜日に公開されたマシンでは、フロアとサイドポンツーン、エンジンカバーが刷新された。
 マクラーレンの発表によると、フルモデルチェンジされたフロアでは「フロアフェンス、エッジ部分、ディフューザー形状が刷新された」とのことだ。
 フロアは必然的にその他のボディーワークと相互に作用するため、マクラーレンはサイドポンツーンやエンジンカバーのデザインも併せて変更し、整流を改善している。
 マクラーレンは、ミラーとヘイローのフェアリングも変更。車両後方への気流の最適化を目指した。また、新しいエンジンカバーは、冷却ルーバーの形状に微調整を加えたモノだ。
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