F1イギリスGP FP2:初日最速はフェルスタッペン。アルボン3番手、サージェント5番手とウイリアムズが速さを見せる
2023年F1第11戦イギリスGPのフリー走行2回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は18番手だった。
直前に行われたFIA F2の予選で赤旗中断があったため、このFP2は本来の開始予定時刻より5分遅れて現地時間16時5分にスタートした。気温26度、路面温度42度というドライコンディションだ。序盤はミディアムタイヤのフェルスタッペンが1分29秒550、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が1分28秒811、セルジオ・ペレス(レッドブル)が1分30秒014というトップ3が並ぶ。タイヤはいずれもミディアムだ。その後ペレスやサインツがトップに立ち、ハードタイヤのピエール・ガスリー(アルピーヌ)が1分29秒700で4番手に浮上した。角田もハードで8周し、1分29秒845で8番手につけた。
各車一度ピットに戻り、セッション中盤にはソフトタイヤを投入。フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がセクター2で全体ベストを記録し1分29秒134で2番手につけると、その後全セクターで最速のフェルスタッペンが1分28秒078でトップに浮上した。ランス・ストロール(アストンマーティン)が僚友アロンソを上回り2番手につけるが、今度はアルボンが2番手、ローガン・サージェントが4番手とウイリアムズ勢が上位に飛び込んできた。
一発のタイムを出した後、セッション後半は各車ロングランに取り掛かる。ユーズドのソフトで走るマシンが多かったが、途中でタイヤを変えたり、2台でタイヤを分けるなどチームによって事情は様々だ。アップデートを投入したアルファタウリは角田がユーズドのハード、ニック・デ・フリースがユーズドのソフトだ。前半にトップタイムをマークしたフェルスタッペンはユーズドのソフトからユーズドのミディアムに履き替えている。ロングランに関しては1分34秒台で走るドライバーが多く、拮抗しているようだ。
終盤は大きなタイム変動もなく、フェルスタッペン、サインツ、アルボンというトップ3でFP2は終了した。4番手以下はペレス、サージェント、ストロール、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ガスリー、ピアストリ、アロンソとなっている。
最終盤にはデ・フリースが右フロントタイヤのパンクに見舞われた。またシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、電気系トラブルによりこのセッションでは走ることができなかった。
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