ザウバーF1、2024年にボッタス&周冠宇のラインアップ維持を希望も「ウインウインの状況でなければならない」
アルファロメオF1チーム代表アレッサンドロ・アルンニ・ブラービは、2024年のドライバーラインアップについて、今のバルテリ・ボッタスと周冠宇を維持することを望んでいるものの、チームとドライバーの双方にとってメリットがあるとの確信を得る必要があると語った。
33歳のベテラン、ボッタスは、2024年末まで契約を結んでいるが、周の現契約は2023年末までとなっている。アルファロメオは2022年からこのペアを起用。昨年はランキング6位を獲得したものの、今年は第13戦ベルギーGP終了時点で9位と低迷している。
アルンニ・ブラービ代表は、チームの安定性という意味で、今のドライバーラインアップを維持することが望ましいと語った。
「当然のことながら、安定性は重要であるという話は常にしている。チーム自体が変革の過程にあるなか、すべてのエリアにおいて可能な限り安定を保とうとしている。一方で、もちろん改善を目指し、チャンスを探っている」
「夏のシャットダウンの後、周とじっくり話し合う時間がある。双方にとって何が最善の解決策となるかを検討することになる」
「我々の目標は、来年もふたりのドライバーを残すことだ。しかしもちろん、ウインウインの状況を築くためには、すべての要素を整える必要がある」
アルファロメオF1チームを運営するザウバーは、2026年からアウディと提携することが決まっており、パートナーであるアルファロメオとの関係は今年末で終了する。来年、チームはザウバーの名称に戻って活動する可能性が高いとみられている。
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