80年代の熱狂から観客動員ガタ落ちの鈴鹿8耐……だからといって“オワコン”なのか?

 

 2023年鈴鹿8時間耐久ロードレースの観客動員数は、4万2000人(金曜:3500、土曜:13500、日曜:25000)だった。この数字はまちがいなく、少ない。ちなみに、感染対策を講じて3年ぶりに開催した昨年の観客数は、3日間合計で4万4000人。昨年からの漸減をどう評価するかはともかく、この2年の成績はメガスポーツイベントの興行実績としては厳しい数字だろう。 2019年の発表は決勝日のみでも6万5500人だったので、新型コロナウイルス感染症による休止が明けたこの2年は、休止前よりも大きく落ち込んでいることがわかる。決勝日の観客数について見てみると、2010年は5万6000人、2011年は5万5500人で、そこから2010年代終盤に少し盛り返したものの、2年の休止期間を経て現在の数字に至っている。パンデミック休止後の落ち込みはともかくとしても、この10数年の動員数は総じてじわじわと右肩下がり傾向の低空飛行がずっと続いている。 …読み続ける

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