2023年のF1、エミリア・ロマーニャGPの開催中止を受け、第二四半期の収支が前年比でマイナスに

 

 2023年のF1は、第6戦エミリア・ロマーニャGPが中止になったことを受け、第二四半期の収支に影響が及んだことが明らかになった。 当初全23戦の開催が予定されていた2023年のF1。しかし第6戦エミリア・ロマーニャGPは、豪雨災害の影響を受け、開催が中止されることになった。 これにより全22戦の開催となった。レース数は昨年と同じだが、シーズン終盤には初開催のラズベガスGPが控えており、1年を通じた収支は増加するものと予想されている。 ただ4〜6月期には、当初予定されていた7戦ではなく、6戦となった。これにより、第二四半期の収支が減少したことが明らかになった。レースのメディア権料やスポンサー収入は、各四半期に分けて計上され、それが日割りで分配されるという。 F1の2023年の第二四半期の収入は7億2400万ドル(約1050億円)だった。昨年同期の収入は7億4400万ドルであったため(約1079億円)、2000万ドル(約29億円)のマイナスである。これは主な収益(レース開催権料、メディア権料、スポンサー収入)の1000万ドル(約14億5000万円)の減収となり、さらにその他の収入も1000万ドル減少した結果だという。 この結果、チームへの分配金の合計も3億6800万ドル(約534億円)から3億4400万ドル(約499億円)に減った。ただ、コストなどを考えると、F1の利益は4900万ドル(約71億円)から5200万ドル(約75億4000万円)に増加したようだ。 エミリア・ロマーニャGPの中止によって減収となった最大の原因は、放映権料にあったと見られている。一方でレース開催権料の合計は、エミリア・ロマーニャGPが中止になったとはいえ、他のグランプリの開催権料が増額されたため、その合計は昨年比でプラスになったという。「F1の主な収入は、第二四半期に減少することになった。しかしレースの開催権料とスポンサーシップの面で成長したことにより、メディア権における収入の減少を相殺した」「開催レース数が当初の予定よりも1レース減ったことにも関わらず、契約上の手数料の増額によってレースの開催権料収入が増加し、新規スポンサーの獲得と既存のスポンサーからの収入も増加した」「メディア権利に関する収入は減少したが、F1 …読み続ける

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