マクラーレンは2023年型マシンMCL60の開発目標を達成できず、シーズンを低調な形でスタートしたものの、シーズン中盤の大型アップデートで一躍トップグループに名乗りを上げた。　ランド・ノリスがイギリスGPとハンガリーGPで2位表彰台を獲得。今季F1デビューを果たしたチームメイトのオスカー・ピアストリも表彰台争いに加わる活躍を見せ、ベルギーGPではスプリントでF1初のトップ3フィニッシュを果たした。　ピアストリはジェットコースターのようなシーズン前半を振り返り、表彰台を狙うのはシーズン開幕当初では「かなり遠い夢」だったと考えている。「シーズンが始まる前は、数台のマシンが完走できなくて、状況さえ整えば（表彰台獲得も）可能だと思っていた」　ピアストリはそう語る。「もちろん、シーズンが開幕してみれば、トップ3を争うなんてかなり遠い夢だった。そして今は3週連続で（表彰台争いを）安定して戦えている。すごいことだよ」「もちろん、僕にとっても素晴らしいことだ。いい仕事ができると分かっていれば、良いモチベーションになるからね」 …読み続ける