マルケス「2025年以降の将来を急いで決める必要はない」ホンダ残留か移籍かの噂止まらず

 

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスは現在、ホンダと2024年までの契約を結んでいる。以降は新たな契約が必要となるが、彼は将来を急いで決める必要はないと語る。 今シーズン、ホンダで苦しい戦いが続いているマルケスはホンダから早期離脱するのではないかという噂が何度も飛び交ってきた。彼はイギリスGP時点ではホンダとの契約を守る意向を示しているが、依然として移籍先の候補としてKTMとの繋がりが指摘されている。 ただKTMも自陣営の契約ライダーに対してシートが足りていないため、ペドロ・アコスタの処遇をどうするかという難題に直面している状況にある。 いずれにせよマルケスは2025年にはホンダに残るか移籍するかを決めなくてはならない。そして、そのために非常に重要になってくるのが9月に行なわれるミサノテストだ。ここでは各メーカーが2024年型マシンのプロトタイプを持ち込むが、それが競争力のあるバイクに仕上がっているかどうかは重要な判断材料のひとつになるはずだ。 2024年には多くのライダーが契約の節目を迎えるが、近年はファクトリーチームの契約がかなり早期に締結される傾向がある。そのためホンダに残留するかどうかの見極めに時間をかけ過ぎればシートがなくなることも考えられる。 ただ、マルケスは2025年以降の将来を急ぐ必要は無いと考えているという。「2024年に向けた噂はまだまだ終わっていないよね」と、マルケスはオーストリアGP前日の木曜日に語った。 …読み続ける

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